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入所
フロア紹介
入所利用者様の療育をA(1階)、B(2階)の2つのフロアでご支援させて頂いております。
入所利用者様だけでなくショートステイ利用者へのご支援も行っております。
各フロアでは利用者様の個々の体調や機能に合わせて、万全のケアを提供できるよう日々多職種のスタッフと連携を図り生活、摂食・嚥下、呼吸、排泄、栄養、感染等多岐にわたり利用者様と向き合い適切ケア、療育が提供できるようを展開しております。
又、人工呼吸器を終日余儀なく装着しないといけない超重症児者の方から医療的ケアが比較的少なく何らかの自力移動手段がある方まで安全で、安心でき充実した生活が送れる環境作りを行っています。すこし簡単ですが日々の活動内容に触れたいと思います。
「静」の活動(手浴・足浴・スヌーズレン・マッサージ・朗読・音楽鑑賞等)「動」の活動(散歩・園芸活動・芋掘り・制作活動・施設外活動等の社会参加・機能訓練等)取り入れると共に外部支援により音楽療法・アロママッサージ(セラピストによる)等も実施しています。
季節行事としては お正月、成人式、節分、ひな祭り、お花見・新緑の会、節句、夏イベント、紅葉を楽しむ会、還暦祝う会、にこにこ祭り、クリスマス会等、四季折々ご家族、ボランティア、地域の方々のご支援もいただき小集団又は、施設全体で楽しむ機会を作っています。
リハビリクローズアップ
【集団リハビリについて】
当センターで行っている入所利用者様の集団リハビリについてご紹介します。
3〜4ヶ月ごとに活動内容を変え、活動内容に応じて6〜7人の小集団をつくり、個々の利用者様の持つ力を活かした活動を行っています。活動内容は風船バレーボールや音楽に合わせた体操・春にしあわせの村の道路に飾られるバナーの製作など多岐にわたります。活動においては、他者とのコミュニケーションを楽しむこと・競争心を持って取り組み体力の増進を図ること・皆でひとつの作品を作り上げることを通して仲間を意識することなどを目的としています。個々の利用者様が積極的に取り組めるように、リハビリテーションスタッフが姿勢や道具・コミュニケーションの取り方などについて工夫しながら関わっています。
2009年からは集団リハビリで取り組んだ内容(演劇など)を、秋に開催されるにこにこ祭りで発表しています。本番では練習以上の力を発揮される利用者様もおられ、ご家族やフロアスタッフに普段とはまた違う利用者様の姿を知ってもらう良い機会となっています。
【にこにこ工房について】
にこにこ工房は、入所利用者様を対象として社会的な役割を担う仕事としての場・余暇や日常生活動作につながるような作業活動を経験する場として設けており、作業療法士を中心としたスタッフが関わっています。
草花の匂いや感触に気づき、優しく草花を扱うことを目的とした園芸班は新館に広がるプランターに多種多様な花を植えています。破る操作が得意な利用者様が集まった下準備班は、製品の材料となる紙すき用の牛乳パックを細かく破る作業を行っています。作品班は四季折々の季節に合わせた装飾物を作っています。製品づくりの意欲が高い利用者様やスイッチ操作ができる利用者様が集まった製品班では、さをり織りや紙すき・フェルト玉作りを行っています。道具の片付け・運搬作業を行う片付け班もあります。
このように作品や製品ができあがる過程を複数の工程に分け、個々の利用者様の能力に応じた役割を担っていただくことによって、スタッフと利用者様が協力して様々な製品を作りあげています。製品はにこにこ祭りで販売しています。
【コスメ活動について】
女性の入所利用者様を対象として、小集団でのコスメ活動(OT・STの合同活動)に取り組んでいます。コスメ活動では年齢に適した女性らしい活動を提供することを目的としており、利用者様どうしや利用者様とスタッフとが活発にやりとりをし、笑顔にあふれた楽しい雰囲気の中で行っています。
コスメ活動を通じて、他者とのやりとり・顔に触れられること・自分で触れること、拭く・塗る・色の選択・道具の操作など、様々な経験を積み重ねています。スタッフは個々の利用者様の能力に応じて目標を設定し、環境・姿勢・介助方法などを工夫して関わっています。座位姿勢を工夫することで周囲が見やすくなり、コスメ活動の雰囲気を楽しめるようになった利用者様や、自分で道具の操作ができるように化粧台を作製し、一人でお化粧ができるようになった利用者様もおられます。
また、活動後には他利用者様やスタッフに見ていただくことや報告などをします。その時に、「きれいね」、「この色が似合っているね」などの様々な反応を聞くことや、やりとりを楽しむきっかけにもなっています。
当センターへの入所は神戸市在住の重症心身障害がい児・者の方が対象となります。
神戸市にお住まいの方で入所をお考えの場合は、当センターおよび神戸市こども家庭センター、各区役所の保健福祉課障害福祉担当にお問い合わせ下さい。